CGイラスト作成に必要な道具

PCでイラストを描く為に必要な道具について解説してあります。
道具を購入、用意する時のご参考になれば幸いです。

パソコン

メモリが多ければ多いほど、一度にソフトを何個も起動でき、快適に作業が出来ます。
イラストを描く際のメモリは最低256MB以上あるといいでしょう。
512MB以上あると、安心できます。
Vistaの場合は1GBは必要。

スペックはMacOSX、windowsXP、Vistaが快適に動くなら、問題ないでしょう。

モニター

CRTモニターと液晶モニターがありますが、どちらでもいいでしょう。機種等によって発色は異なります。

タブレット

タブレットとはペン型の入力装置で、必ず、必要ではないですが、あると便利です。タブレットの主流はWACOMなので、 Bamboo（バンブー）とintuos（インテュオス）の2択になります。

*FAVO（ファーボ）は製造中止になりました。後継としてBambooになっています。

種類と値段

Bamboo

intuos

タブレット替芯

ペン替芯(5本入り) (白) FUZ-A010 Bamboo,FAVO,intuosの替芯	ペン替芯：ZP-130用標準芯 intuos用のボールペン芯です。	ボールペン替芯(黒、5本入り) intuos用

Bambooとintuosの違いは？

intuosは、値段が高いだけに、Bambooと比べて、線がなめらかなに引け、筆圧によって線の濃淡、大きさの感度が良いです。また、タブレットの厚みはBambooの方が薄いです。

Bambooとintuosはどっちがいい？

しかし、Bambooとintuosの性能は歴然としています。intuosを買える余裕があるなら、intuosをお薦めします。

サイズは？

サイズの違いで、それぞれの性能や機能は変わりません。
なので、サイズはディスプレイの大きさを目安に選ぶといいかもしれません。タブレットが小さいと、ペンを動かした距離以上にモニター上のカーソルの移動が大きくなります。大きい画面の人は、大きいサイズのタブレットを選ぶといいでしょう。

ペンタブレットは、基本的に大きい方が精度や描きやすさはアップします。
ただし大きいサイズを選ぶと、机を占領してしまい、描きづらくなってしまいます。机の大きさを十分に考えて検討してください。また、人によっては小さいタブレットの方が腕を大きく動かす必要がないので楽、というケースもあります。

線画をスキャナで取り込んで、色塗りだけの人にはA5で十分です。

さいごに

タブレットには人によって向き不向きがあり、せっかく値段の張るものを買っても、使わなくなったらお金の無駄です。はじめは、値段が安いタブレットを購入して使用感を試すのもいいですが、
一番、おすすめなのは、タブレットを実際に試せるお店に行って、自分に向いているか確認するといいでしょう。

ワコムの記事も参考に

学生の方、学校関係者の方には、PhotoshopCSやPainterX等とセットになったWacom アカデミックキャンペーンもオススメです。

付属ソフトについて

Adobe Photoshop Elements 5.0/4.0

photoshopの廉価版。デジカメユーザーが写真を管理し、レタッチすることに力を入れている。上位版のCS3のへの優待券が付いています。CS3は、10万円から49800円、CS3EXTENDEDは、140800円から90800円に。

Corel Painter Essentials 3

painterの廉価版。アナログな塗り方ができる。透明部分の保護がない。 Windows専用

Comic Studio Mini

漫画作成ソフト。ホームページで公開するだけなら、十分な機能。印刷には向かない。 Windows専用

Pixia

フリーソフト。80種類以上のフィルタやレイヤー機能を備えるフルカラーペイントソフト。Windows専用

COMIC ART CG illust　体験版

ペイントソフト。openCanvas のOEM版です。体験版なので、保存ができません。 Windows専用

COMICWORKS　体験版

漫画作成ソフト。初心者の方にもやさしいインターフェースと操作性ですぐ始められる。保存機能に制限があり、収録トーン数が30種類です。 Windows専用

水彩LITE

簡単に水彩画が描けるソフト。 Windows専用

スキャナ

下書きをしたイラストをパソコンに取込むときに使います。
スキャナは多少古くても、取込んでくれれば、OKです。

プリンター

できたイラストを印刷する場合に。
スキャナと一体化した複合機も有り、新しく買う場合はこちらがお得です。

紙

下書きをする時に。大きさは4つ切サイズからB5、A5まで、様々。自分が描きやすい大きさでいいと思います。CG講座をみていると、A4が多いように思います。500枚で200円程度と安いので、安心して失敗できます。

ペン

これも下書きに使うもの。
鉛筆（HBorBor2B･･･）、シャープペンシル（0.5、0.3）、丸ペン、Gペンなどなど。あるものを使うといいと思います。最近、0.3シャーペンを使っている人が多いような気もします。

トレス台